先週は3日間開催でしたが休養週に当てていたので、損失は毎日王冠の1万で済みました。馬券は買わないと当たるという迷信どおり予想の方は結構調子を取り戻せたような気がします。土曜は空振りでしたが、日曜にテレビ静岡賞の3連単30万相当が印の上位4頭で決着していましたし、月曜もレジェンドトレーナーカップで本命にした12番人気単勝39.1倍のコパノリスボンをはじめ本命にした馬が6レース中5レースで3着以内に来ていたので内心ほっとしています。不調が長くなると精神的に良くありませんからね。一週休養して良い状態でG1週に望めるので満足のいく開催でした。
府中牝馬ステークス
古馬牝馬のエリザベス女王杯へのステップレースになりますが、実際の所最近はあまり主流では無さそうです。本番で馬券になる馬もたまに出てきますがこのレースを使って本番を最後に勝ったのはなんと1998年のメジロドーベルまで遡らないといけません。しかも、近年エリザベス女王杯を目指す馬は陣営が仕上げてこない場合が多く人気になって負けるケースが頻繁にあります。なので、荒れる重賞化しているので結構難しいレースです。今年のメンバーでまず注目になるのはスマートレイアーでしょうか。2年連続このレースで2着、ヴィクトリアマイル4着、最近は先行して競馬が出来るなど一見良さそうな材料が多いので本命視する方が多そうですが、先週のディサイファもそうでしたがこの時期で一気に衰えが出るケースはよく見かける光景です。また、先週が開催初週でしたが馬場を見る限り先行する競馬に利点は無い様に見えます。ここを勝ちに来るわけでもないので危険な感じはします。狙いは夏場にレースを使っている追い込みタイプでしょう。アスカビレンは去年のノボリディアーナと同じ小倉からの参戦で速い上がりが使える好調な馬なので面白そうです。1ハロンの距離延長が課題になりますがマジックタイム、人気が無いディープインパクト産駆のリーサルウェポンなども良いかもしれません。
秋華賞
シンハライト、メジャーエンブレム、チェッキーノが揃って回避してしまい一気に消化試合の混戦ムードになってしまいました。今年の秋華賞は2008年のブラックエンブレムほどでは無いでしょうが荒れる可能性が高いと思います。ビッシュが人気の中心になるはずですが紫苑ステークスの内容は勝ちっぷりほど高くは無いと見ています。1頭酷い競馬をした馬のせいでレースが大きく壊れてしまい正しい評価が出来ない馬が多いためです。他馬に不利が無くても勝だったとは思いますがもっと接戦になっていたはずです。また、今年がどうなるかは断定できませんが紫苑組みは余程でなければ秋華賞で好走しませんし馬券外に消えることも念頭にしようと思っています。ローズステークス組みも同様に馬場が悪くなってしまったせいで力を出さずに終わっている馬が大半です。過去の例に習うならオークス僅差の重馬場ローズステークスで負けたレッドアヴァンセやトライアルとは別路線できているキンショーユキヒメとミエノサクシードは注目しています。
先週の芝傾向
東京は開幕週でしたが、雨の影響と3日間開催で痛むのが早まりそうです。来週から急に来るわけでは無いでしょうが内は次第に悪くなっていきそうです。現在は芝の状態が良いので内が伸びないわけではありませんが外からの差し追い込みが随分効きやすくなっています。3日間で合計17レースありましたが4コーナーを先頭で通過して来た馬の複勝率は17.7％と低くなっていますし、1と2枠の複勝数は7と8枠の半分より下と比較的大きな差が出ています。週末まで雨予報はないので今週も同様の傾向が続きそうです。
京都も雨の影響と3日間開催の影響が次第に出るでしょうが雨量は関東ほどでは無いのでそれほど影響が無さそうです。3日間で合計16レース使用しましたが、芝の状態が良いので時計が非常に早くなっています。枠に関しては内と外に差はありませんが、レースは前で競馬が出来ないと勝負になりません。4コーナー先頭は合計6勝複勝率62.5％と検討していますし、3着以内のおよそ80％は5番手以内の通過となっています。週間天気では高くても降水確率30％で週末まで行くので、芝の状態も変わらず良好であることが予想できるので高速芝と前残り傾向が続きそうです。
